Purple Harp

創作や日常に関する雑記

液タブを買ってしまった

こんにちは、つぁーこです。

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液タブ。

それは、選ばれし絵描きのなんかすごい道具…(語彙不足)。

少なくとも自分が液タブを手に入れる前は、私なんかが買うものではない、と思っていました。

今でもそう思っている節はあります。でも、気づいてしまったのです。

安いのある…ということに。

先日ヨドバシカメラで展示されてたペンタブを触って欲しくなり、衝動買いしてしまいました。

今回私が購入したのはこちらの液タブです。画像クリックで密林ページへ。

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Ugee UG-2150

中国製の、お安い液タブです。21.5インチ。

ペンタブレットといえばWacom製が有名ですが、同サイズのWacom製のペンタブは20万はします。高い…。

UG-2150はそれと比べると1/3くらいのお値段ですね。

せっかく購入したので、私なりに液タブのメリットとUG-2150についてレビューを書いてみようと思います。

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◆液タブを持つことのメリット

デュアルディスプレイ環境を整えることができる

いきなりお絵描きとあまり関係ないですが、これはとても大事だと思います。

液タブはPCに接続して使うので、既にPC環境があれば、ディスプレイが単純に1台分増えます。

デュアルディスプレイを一度体験すると、決してシングルディスプレイには戻れないんですよねー。

絵を描きながら…ブラウザを開いて資料を探したり、見ながら描いたりできます。

動画を見ながら絵を描くこともできます(そして動画に気を取られます( ˘ω˘))

作業効率が恐ろしく上がる(?)ので、オススメです。

②描画の精度が上がる

これは人によるかもしれないのですが…私は液タブにより描画の精度が上がったと感じます。

というのも、線画を作る時、板タブより小さい拡大率で同じ綺麗さの線を引くことができるのです。

全体のバランスを見ながらザカザカ描けるので、作業効率が上がります。

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③アナログ感覚

板タブの狭い描画領域でちまちまペンを動かすのって…お絵描きってよりか精密作業…。

私はアナログが好きなので、↑のような違和感を薄っすらと抱き続けていました。

そういう意味では、画面に直接書き込む液タブではお絵描きが手に馴染む感じがします。log0392.jpg

板タブでは退屈で仕方なかったマスク作りも割りと楽しく作業できました。

◆UG-2150

他の液タブを持っているわけではないので、主観的な感想になりますが…。

<総評>導入に手間取る部分はあったが、値段の低さを考えると非常に良い機能を持つ。

ただし…初期の色調整は必須です。これやらないと実際の色味とずれてエライことになりますし、目が痛くなります。

私の設定→Brightness:47、Contrast:34 Color: Red84 Green72 Blue71

印刷した時の色再現に定評のあるEIZO FlexScanディスプレイと最も色味が近く、目が痛くならない値になってます。

それと、キャリブレーションしても画面端はタッチ位置とカーソル位置がどうしても大きくずれます。

Wacomの液タブにも同じこと傾向はありますが、UG-2150の方が甚だしくずれます。

まあ、絵を描く分にはあまり影響ないので気にならないです。画面端でツールを選択するのに少し戸惑うくらいで。

いくらかの懸念点はありますが、上記3つのメリットがありますし、

きちんと導入できれば大活躍してくれると思います。

最後に◆液タブの敷居の高さ

液タブはプロ絵師、もしくはそれに準ずる画力を持つ絵描きの道具…と思っている人は多いのではないでしょうか。

私も現にそう思っていて、自分が、高い道具に見合う画力を持っているとはとても思えません。

けど、その道具によって絵を描くのがより楽しくなるのなら、お金を出す価値があると思ったので、

今回の購入に踏み切りました。

ちなみに、安い液タブ…とは書きましたが私の財布には大打撃でした!

もし、液タブ使ってみたいけど…と迷ってる方がいらしたら、

参考にしていただきたいと思っています。

おわり