Purple Harp

創作や日常に関する雑記

創作の見通し

はい、しばらくブログやサイトやツイッタを放置していてすみませんでした。

前回の記事に拍手くれた方々、ありがとうございました・・・!!

20歳がんばります。

イタリア&イギリスレポを放置してちょっと創作の話。

9月8日から3泊4日で高校の友人3人と旅行行ってきました。

皆絵描きor文書きで、「20歳になりましたねスケブ大会」も開かれ

お互いの作品にニヤニヤしたりしてとても楽しかったです。

私は作曲家、FF8スコール、FF9クジャ、ゆえ氏のオリキャラなどを描いてました。

さくらぎ氏に彼女のオリキャラを、まさむね氏に「エロゲに出てきそうなスコールwwww」、

ゆえ氏に彼女のオリジナル作品をリクエストし、描&書いてもらいました!!!

毎日眺めてホクホクしてますとも!!

旅行中は何かと皆さん「本出してぇ・・・」「サイトつくりてぇ・・・」

と呟くのですが、本を出すにしても労力を考えると30pを一人で描きあげるのは無理。

やっぱり一人10pずつ描いて40pの本にするのが楽だよね、と考えてしまう。

それにしてもベクトルの違いすぎる4人。

創作路線も、守備範囲も違いすぎて逆にバランスがとれているような感じで

どう見ても本を出すのは無謀に思われる。

「なんか4人で本出したいね」

「何のジャンルで!?」

「・・・・・・」←創作の次元(1次2次3次)どころかカップリングの趣向(NL、BL)まで違う

「じゃあ、全員にとって初めてのジャンルってどう?」

「・・・・・・」←カバーする範囲が違いすぎる

→ふりだしに戻る 「本出してぇ・・・」

ところが、私が「あと1冊はいつか出す!」みたいなこと言ったら

さくらぎ氏が「ゲスト原稿で漫画描くから呼んで」と言ってくれ、

更にゆえ氏が「リスブラリスで文書くから」と言ってくれ、

ゆえ氏がまさむね氏に「君もどう?」っていったら「描くー」とのってくれ・・・。

マジですか!?

なんか、まとまりのない4人が欧州作曲家ジャンルの元に一時的に集結しそうです。

そんな感じで以降の私は内心ウハウハ状態でした。

ゲスト3人とか豪華過ぎwwゲストメイン本きたこれwwww

原稿描いてもらうために資料が必要なので、今はキャラのデータやオリジナル設定を

書き下ろす作業をしています。

それからパソで色々なサイト巡りながら脳内で計画立ててました。

次参加するイベントは、2月のCOMITIAか、3月のJ.GARDENのどちらか。

おそらくJ.GARDENに申し込むと思います。全年齢本になるだろうけど。

印刷はくりえい社様にお願いしてみようかと考えています。

自分の創作物や他人の同人本を見て、最も画面が映えるのは

オールデジタルよりも「線画だけアナログ以降コミスタ」なのかなと思いますた。

最初からデジタルにすると、やり直しがきくのはいいんだけれど

線画に異様に時間がかかり、あとトーンに過度に依存した画面になってしまうのです。

目標

絶対「Chopinet」よりいい本にする。

Chopinetは、時間がない時間がないって言ってばかりで、作画は適当だし、

ギャグページも削って、妥協だらけだった。致命的なミスもした。

思い入れはあるし、作って良かったとは思うけど、次は色々改善したい。

作画。Chopinetはデジタル依存しすぎていて、線は単調だし画面白い。

画力はともかくとして画面のインパクトなら高校時代のアンソロの方が圧倒的にある。

時間はあるし、ゲスト原稿描いてくれる人までいるんだから

いい本にしないと。

ところで、5月のCOMITIAで置いたスケブに色を塗ってみた

水彩とカラーインク。

img009_20100915163145.jpg

追記は、ゆえ氏、さくらぎ氏と創作の話をした後の考察。

旅行最終日の夜、ゆえ氏とさくらぎ氏と私で創作のお話しをしていますた。

みんな1次創作色が強い。

私は欧州作曲家ジャンルだけれども、自分の中では歴史ジャンルよりも

創作ジャンルとして認識されている。

私の常日頃の悩みとして、「キャラクターを増やせない」というのがある。

作曲家の登場を増やせないというのもそうだし、何よりもオリジナルキャラクターを

作って世界を広げるというのが苦手である。

それで、二人にオリキャラの増やし方や世界観の作り方を質問したりしていた。

曰く、基本原動力は

「もしこうだったらいいな」

という願望らしい。

2次、3次創作なら「このキャラが死ななければ良かったのに」→生き返らせてみようetc

1次なら「こんなキャラがほしい」「こんなポジションが必要」

話を聞いていると、自分は作曲家ジャンルで活動している以上

世界を広げていくのは難しいと思った。

何故なら、史実に干渉するのが嫌いだから。

例えば、「モーツァルトベートーヴェンの師匠である時間がもっと長ければ」

と思っても、モーツァルト先生が生きたことにして史実に干渉するような話は書けない。

ただ、特別大きな願望があれば妥協することもある。

そういえば私も「こうだったらいいな」から創作をはじめていた。

私の第一の願望は、

「作曲家が集まれば面白いはずだから集めたい!!」だった。

死後の世界に集まれば史実を壊すこともないだろうと思って集めた。

第二の願望は、

「作曲家が幸せになってほしい」だった。

ショパンポーランド不足で幸せな筈がない→ショパンくん2人設定

リストが報われないまま人生終えてるけどどうすればいいだろう→リスブラ仲良し設定

その他、モツの次元が高いだとか、試行錯誤の末色々生まれた。

それでも、生前のリスブラが音楽に対する感性の違いを乗り超えて仲良くするなんてことはないし

ショパンが生前から2人いるなんてことにはしてない。ていうかその「2人」も一応同一人物だし。

史実の曖昧な部分(モツの死因、ショパの生年月日など)にだけ「こうだったらいいな」を取り入れる。

その「死後の世界」にすら、オリジナルキャラクターを入れるのは憚られる。

本当はいるんだけどね・・・。

オリジナルと歴史の間のどこに自分の創作を置くか、すごく難しい。

あ、あと悩みの種は「作曲家関連の知識を吸収しようという意欲=読書の意欲」が湧かないことと、

ベト先生に対して「こうだったらいいな」の願望がないので

全然ツンデレとかになってくれず、自分の中のベト先生像と周りのベト先生像にギャップがあって

「こんなはずでは・・・^q^」てなること。周りのベト先生超おいしいです。

しかし周りに合わせようかと思ったら挫折しますた(笑)。

昔、高校の別の友人が、私の創作の中のベト先生を気に入ってくれてたのだが

「ベト先生、モーツァルトを助長すんなしwww」と言ったのが印象的で、

すっかり「モツ先生を助長するボケ」ポジションになってしまったのです。

私の中のベト先生では、超下手くそなラターネ(提灯)を作って

超下手くそに「ラッターネ!」と歌を歌って菓子を強奪してる図ぐらいしか浮かばん。

最近では、「俺はここの位置から外の景色がみたいんだ!」とか言って

壁をぶっ壊して寒い思いをするベト先生が良く浮かぶ。

ベト先生は、水を外に散らさないように風呂に入るのが苦手だと思う。

でも、そういうことでいびられてツンデレ方向にいくのではなく、

開き直って「それがどうした」って言ってる。

今私の中で何かが決定した。

開き直りベト先生。

私はこの路線で行く。

おわり