Purple Harp

創作や日常に関する雑記

webコミック予告SS

webコミックを本格的に載せることを考えています。

追記は予告SSです。

文章は超適当です。

何故なら、すべての場面は映像と台詞と語りでイメージされてるからです。

だから文章ぶつぎりだし、背景描写はないし、情報がすごく少ないです殴

題名が切実に思い浮かばない汗;;

内容は晩年と死に際のモーツァルト、とサリエリ、と若干ベト。

昔から構想はあったのだけれど、最近モツのレクイエムを聴いていたら

どんどん場面のイメージが頭に浮かんできたので描きたくなった。

本当は時間がない中オフ活動を続けていくならオフ本にして出した方がいいんだけれど、

サイトが余りにショボイので充実させたいと思い

(そして金がなーイ)

とりあえずwebコミックにすることを考えている。

締め切りがないぶんダレそうだけど頑張る。

最近モーツァルトサリエリが頭の中でフィーバーしていてやばい。

更にやばいことに、何故かモツサリじゃなくてサリモツなんです。(追記に下げろ)

何故!?何故だだだだだ!?

詳しいことは別の記事の追記で語ろうかと思います。

ああ、やっぱり私もマイナー志向なんだなー。

ショパンは男前希望だし、リストは弱ってるし、

ベト先生は総受けなんてこともなくギャグに突っ走ってるし、

サリモツになっちゃうし、

なんでこう同ジャンル内を完全に逆走しているんだろう(笑)

昔から友人と「我々マイナー好きもいい加減にした方がいい」

みたいなこと語ってたような気がするけど、

自ジャンルで逆走し始めて改めて危機感を覚えている。

まぁ自分が楽しいからいいんだけどね!!

男前ショパンまじカッコよす

**死者のためのミサ曲(仮)**

「レクイエムを先に完成させろ」

死神が作曲の依頼に訪れたのは、1791年8月末のことだった。

依頼されたのは、鎮魂曲

これが、自身のための死の歌になるのではないかと恐怖を抱きつつも、

それを振り払うように、別の仕事をこなしていたが、そんな僕に催促するために再び訪れた死神は

相変わらず黒衣装をまとい、仮面をつけ、姿は伺えない。

魔笛皇帝ティートの慈悲・・・先に依頼された曲を書き上げないとね

 もうちょっと辛抱できないの」

本当は、その恐怖は実に的を射ていたのだ。

僕には寿命がある。

僕の頭は無限に音楽を創造するが、

音楽を譜面に表す時、譜面から音を再現するとき、

僕の命は削られる。

「聴こえないのか」

「何が」

「貴様の命が流れる音が」

何故、お前が知っているんだ。

僕が命の限りを感じ始めたときに、こんな真っ黒な人に出逢えたのは

神様のちょっとした悪戯だと思ったんだ。

ちょっとした偶然だと思ったんだ。

「誰だ」

だが、お前は明らかに僕の音を知っている。

「お前が確かに僕の目の前に存在しているなら

 誰が死神に扮しているというんだ」

馬鹿げている、と考えて僕は作曲を中断した。

インク壺がひっくり返って五線譜を滲ませる。

「そんなに僕を死に追いやりたいか!」

「作曲をしないつもりなのか」

「それで僕が死なないなら」

命の音を感じつつも、僕は信じられないでいた。

そして、目の前の黒い男がそれを知っていることも信じないでいた。

けれど非現実的な現実が、僕の目の前に叩きつけらる。

「死ね」

その言葉が一層胸に突き刺さったのは、

死神の仮面の下を涙が伝っていたからだった。